製品の販売について
KytoGEL(研究試薬)
- 安定なKytoGEL溶液、吸水性のKytoGELスポンジです。
- 水溶液、生理食塩水、PBS、培地などの溶媒が選べます。
- IIII pHを6.0以上にする場合、不溶化することがありますのでご注意ください。
- IIII pH 7.0以上での使用はお奨めできません。
- IIII 特殊な緩衝系や培地を使用する場合は4%水溶液を使用して濃度を調整してください。
- 増殖因子をKytoGELに包接させると、その活性寿命が延長されます。
- UV照射装置はお客様サイドで適切な機器をご用意ください(機器類については 照射装置 )。
- 抗菌・抗ウイルス剤を添加した製品や各種用途における特注品などについては、下の問い合わせ フォームでご相談ください。
- KytoGELは受注生産で供給いたします。価格は発注量で変動しますので、下の問い合わせ(発注)フォームに必要事項を記載して送信してください。できるだけ速やかに供給条件を返信させていただきます。
- KytoGELに関する学術的な問い合わせなどについても、下のフォームでお願いします。
- フォーム
- IIIIIIIIIIIIII
- 基本的なKytoGELの供給形態
製品名 | 備考 |
KytoGEL溶液 (1.0%) | 1.0%以下の濃度ではゲルが脆弱です。 |
KytoGEL溶液 (2.0%) | 1.5~2.0%溶液が実用的です。 |
KytoGEL溶液 (3.0%) | |
KytoGEL溶液 (4.0%) | 4.0%以上の濃度では溶解しません。粘度が高すぎて通常使用は困難です。 |
水溶液はオートクレーブ済みです。 |
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PBSや培地を用いる場合は3~4%水溶液を希釈して濃度を調整してください。 |
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出荷時に抗菌・抗ウイルス性が期待できる銀イオンを包接させることができます。 | |
KytoGELスポンジ |
凍結乾燥体で吸水性。創傷被覆試験などに使用できます。 |
赤芽球分離キットISOLECT
レクチン法による細胞分離は、以下のプロセスで構成されます。
(1)比重遠心分離:成熟赤血球と一部の顆粒球の除去(約40分)
(2)CD45パンニング:顆粒球、単球、リンパ球の接着除去(約40分)
(3)レクチンパンニング:赤芽球の優先的接着(約50分)
(4)サイトスピン:接着赤芽球の固定・乾燥(約5分)
- 以上の分離プロセスは、基材表面の細胞親和性に基づく自然な細胞接着によって成就します。
- 常温18~22℃で行われます。
- ISOLECTキットに添付した処理条件に従って操作してください。
- 赤芽球は母体血中でダメージを受けていて、性染色体のFISHが難しい細胞であることが報告されていますので、過度な遠心分離などは避けてください。
- 10℃以下の温度での操作を避けてください。
- ネーテックのレクチン法は、FISH反応性の高い赤芽球を回収できる唯一の技術です。この成果は、近々、論文として専門ジャーナルに収載される予定です。
**レクチン法を実施するためにお客様で用意していただくもの**
- バケット付スイングローター低速遠心器(必須)
- 細胞計数装置
- 18℃インキュベーター(ない場合は25度以下の実験室)
- 顕微鏡(必須)
- 画像解析装置とレーザーダイセクション
- メタシステムズの画像解析ソフトを組み込んだ顕微鏡AXIO(カールツァイス社)を使用すると、メイ・グリュンワルド・ギムザ(MGG)染色された形態的赤芽球候補を自動的に検出してスライド上の位置を記憶します。マッピングされた赤芽球の位置データは、同社のレーザーキャプチャードマイクロダイセクションPALMと共有され、簡便に赤芽球をシングルセルとして回収することができます。回収された赤芽球のDNAを増幅し、遺伝子の欠損や変異を調べることが可能となります。当社では、このシステムを用い、同一母体の赤芽球からY染色体のFISHシグナルと増幅されたSRY (Sex-determining region Y)を同時に検出しています。
- また、チャンバースライド上に接着した細胞をセルスクレーパーで回収したサンプルから、父方の遺伝子を検出しています。ISOLECTによる分離細胞のPCR解析において、シングルセルの回収が必須ではありません。
- 少ない検体から定量的にターゲットのコピー数を検出するDigital PCRなどによって、胎児遺伝子の変異や欠損の検出範囲が広がれば、胎児の出生前検査は将来的に胎児治療の機会を広げていくものと思われます。
製品番号 | 製品名 | 価格(円) | コンテンツ |
L-FK | ISOLECT kit | 改定中 | 比重遠心キット、CD45パンニングキット、レクチン分離キット(2チャンバースライド)、MGG染色キット |
L-DG | 比重遠心分離キット | 改定中 | 高比重液、標準バッファ、遠心チューブ |
L-PK | CD45パンニングキット | 改定中 | 抗CD45抗体結合ディッシュ(Φ:9cm)、パンニングバッファ (50mL) |
L-CS2 | レクチン分離キット | 改定中 | ガラクトース修飾チャンバースライド(2個)、標準緩衝液 |
L-CS4 | レクチン分離キット | 改定中 | ガラクトース修飾チャンバースライド(4個)、標準緩衝液 |
L-MGG | MGG染色キット | 改定中 | MG染色液、G染色液、希釈バッファ |
L-FIK | FISHキット | 改定中 | 固定液 (50mL) カルノア (カルノアA液+B液)FISHバッファ (40mL) エージング液50mL 酵素/溶解液 |
ー | FISH probes | ー | プローブ(タイプ、容量など問い合わせてください)、DAPI |
L-CSD1 | サイトスピンデバイス |
改定中 | スライドガラスを交換できる再利用可能なチャンバー型ホルダー1個 |
L-CSD2 | サイトスピンデバイス | 改定中 | ホルダー2個 |
L-CSG | ガラクトース修飾SG | 改定中 | サイトスピンデバイス |
上記は一点販売の基準価格となります。 臨床研究や遺伝子検査の最適化などで大量使用される場合は、別途見積させていただきます。 |
サイトスピンユニット
- 当社のチャンバースライドやサイトスピンユニットに組み込まれているスライドガラスは、段差のあるコーティングなどが一切ない平滑な平面を有しています。このため、サンプリング後の平易なFISH操作を可能にします。
- 「チャンバースライド」
- 2ウェルのチャンバーを具備したスライドガラスです。
- 各ウェルを別のFISHプローブで処理することができます。
- ウェルのサイズは、22.5 x 22.6 mmです。
- EOG滅菌済み
IIIIIIIIIII
IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII
- 1ウェルのチャンバーを装着し、スライドガラスの表面を最大限使用することができます。
- ISOLECT関連製品の注文や問い合わせは、下のフォームでお願いします。
- フォーム
G-coat製品
- オリゴ糖類を再構成したネオグライコノイドG-CPSをコーティングしたセルカルチャーウェアやチャンバースライド、及びナノレベルまで制御された均一な粒度を有するポリスチレンスフィアです。
- 現在ご提供できるのは下記のタイプのG-CPS類です。
- 複数のG-CPSを混合したG-coatやコラーゲンとへパリノイドで処理されたECMモデルG-coatもございます。 ネオグライコノイド
- その他の糖質によるG-CPSについては、ご相談ください。
G-coat可能なネオグライコノイド一覧
G-coat基材
- ディッシュ(ポリスチレン製、直径や滅菌など:ご相談ください)
- チャンバースライド(無蛍光スライドガラス、滅菌:ご相談ください)
- ポリスチレンスフィア(架橋ポリスチレン、粒径・表面性状など:ご相談ください)
- 規格化されたソープフリーポリスチレンラテックスの一覧を以下に示します。
- ロット間の機能的均一性を可能な限り担保した製品です。
- G-CPSをコートしていない疏水的なラテックスは、抗体などのタンパク質の吸着固定が容易です。
- カルボキシル化ラテックスは、共有結合を介した化学的な固定化が可能となります。誘導されるカルボキシル基の表面密度を三種類用意しています。
- 一覧にない粒度のラテックスや特殊加工、さらには蛍光物質の誘導などは、下のフォームでご相談ください。
- アフェレーシスなどに使用される多孔質・大粒径のポリスチレンスフィアについてもご相談ください。
- G-coat製品は基本的に受注生産となります。
- 価格は発注量に依存しますので、基材の規格などと共に下のフォームでお問い合わせください。
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